大阪市の運動療育型児童発達支援・放課後等デイサービス「Kids Labo123」の中村です。

子どもたちが環境に対して幅広い適応力を身に付けるためには、様々な動き方を促す必要があります。そこで、Kids Labo123では複数の遊具を組み合わせたサーキット運動を取り入れています。

しかし、毎回同じ設定では、脳で考えることをしなくても運動できてしまいます。

では、どうするか。

①動き方に変化をつける。

②別の遊具を用いる。

③遊具の置き方を変える。

こうした工夫により、子どもは「あれっ。さっきと違うぞ。どうやればいいのかな。」と脳で新たな運動を企画するのです。

変化のない安定した構造の中での活動は、確かに安心できます。しかし、ちょっとした変化をあえてつくることで、現実社会の変化に臨機応変に適応できる脳の土台づくりにつながるのではないか。

安定・安心を確保しながら、その子どもに応じてちょっとした変化を入れる。そのことが可能性の広がりにつながると私たちは考えています。

さて、写真のB君。ちゃんと場の設定の変化に対応してサーキット運動を楽しんでいました。!(^^)!