運動には、それぞれに「効果」と「ポイント」があります。

例えば、動物模倣運動の「クマ」であれば、上半身を支える支持力や指先の発達を促しますが、そのために、手をパーに広げて体重を乗せること、前を見ることなどがポイントとなります。
最初に教えるときは、支援員が前や横について動きの見本を示し、真似をさせます。

なかなかできない場合は、手を添えるなどして、正しい動きになるように補助をします。
一方、回を重ねて慣れてくると、動きにていねいさを欠くことがあるので、そこも要注意。

立ち止まってもう一度見本を示し、ポイントを思い出させるように心がけています。
こうした適切な支援に必要なのは、職員間での実技研修。

どこにつながる運動なのか、その際の見る視点はどこかを互いに確かめ合い、誰でも同じような支援ができるように、質を高める努力を行っています。
運動を楽しみながら、からだづくりや脳の活性化につなげていく…Kids Labo123のめざす運動療育の姿です。