大阪市運動療育型Kids Labo123です。
今日紹介するのは、苦手意識をもっている子どもも多い跳び箱運動。
その苦手意識を克服しようと、当事業所にある学校体育用の跳び箱より二回りほど小さな跳び箱を、段ボールと牛乳パック、新聞紙等で作製し、メニューに取り入れてみました。
すると、なんとそれまで跳べなかった子どもが、跳べるようになったのです。
まずは、ミニ跳び箱の1段の横からスタート。その場で両手をついて両足でまたぎ越し。これで「またいで越す」という感覚を身に付けます。
次に、1段の縦、2段の横というふうにスモールステップで進め、自信をつけていきました。次は手作り3段。これは学校用の5段と同じくらいの高さです。
「もうきっと跳べるよ!」そうみんなが信じて見守ります。
タタタタッ、トン。思い切り走ってきてジャンプ。次の瞬間、その子の体は見事に腕に支えられ、跳び箱を越えてマットに着地していました。
そのことで自信をつけたのか、正規の跳び箱にもチャレンジし、5段が跳べたのです。
スモールステップで見事クリアできたAさん。よくがんばったね。おめでとう。!(^^)!