Kids Labo123の中村です。今日は、ボールを使って楽しく腹筋を鍛える運動を紹介します。

硬いボールだと抵抗を感じる子どももいるので、体に当たっても痛くない軟らかいボールを使います。

まずは、ボールの扱いに慣れることと体の巧緻性や柔軟性を高めるため、長座や開脚の姿勢のまま体の周りでボールを転がします。右回り、左回りそれぞれ5周行います。次に、長座のまま首の周りや胴の周りでボールを回します。回を重ねるごとにスムーズになってきました。

ここから腹筋力アップのトレーニングです。座った姿勢のまま片足ずつ交互に上げ、ボールを8の字に回します。次に、両足を上げた状態を保ち、膝の周りで上下の方向でボールをくるくる回します。私たちスタッフも事前研究でやってみましたが、けっこう腹筋を使いました。

これなら家でも簡単にできますね。ぜひやってみてください。

その後、とび箱の1段に脚を乗せ、腕立ての姿勢でボールを相手に転がしました。うまくできるようになったら、とび箱を借りずに自分の腕で体を支えて同じ動作をします。これは腹筋とともに腕の筋力を鍛えます。また、姿勢保持に必要な「留める力」の向上にもなりますね。

最後にコミュニケーショントレーニングです。座って両手を後ろについて両足でボールをはさみ、相手に足で投げます。受け手はボールを足でキャッチ。そしてまた相手に足でボールを返します。自然と腕の筋肉と腹筋を使います。また、ボールをタイミングよくはさむことで、視覚(追視)と時間的協調性の訓練にもつながります。

最初は2人、そして3人、4人と人数を増やして楽しく行い、あっという間にトレーニングタイムが終了。気持ちのよい汗をかきました。

Kids Labo123では、こうしてできることを楽しみながら新しい運動にもチャレンジし、できることを増やすことで自己肯定感を高めています。併せて人とのかかわりを大切にし、社会性を高めることも常に意識しています。

今日のメニューを考えるためのスタッフの実技研修では、足でのキャッチボールで珍プレー続出。笑いすぎてそっちの方で「腹筋」が鍛えられました。(#^.^#)